苦手が故に続けていること
やっぱりとりつくろうのはやめよう。
最近そう思い始めています、金森恭平です。
お芝居以外で演じるのはなるべく避けたいよね、好きは好き!嫌いは嫌い!
さて今日は
「苦手が故に続いている事」
これについて話したいと思います。
実は最近は昔ほどではないのですが、人前に立つことに凄く苦手意識があります。
うそ言うな!役者やんか!と思うかも知れませんが、お芝居を始めたキッカケが、「嫌い・苦手」から始まったのです。
なぜ人前に立つのが苦手なのか、これをバラして(細分化)行くと、伝える・発信する事に苦手意識が強かったのです。
【発信源なる難しさと怖さ】
学生時代“発表会”なる“拷問”の時間がありました。みんなグループで、思いおもい発表するのですが、口下手な僕はうまく出来ず、グループの子と見てる側に叩かれました。
伝えたいこと(思考)と話す事がなかなか一致せず先生の解説が入りました。
上手く出来なきゃ叩かれるし、誰かが嫌だと言えばみんなもそう言う。
チームの為にやっているつもりでも、思考と行動が理解されず空回りして、否定され失敗すれば叩かれる(だから球技が嫌いになった)
これが学校で教わる協調性ってやつだと知らされました(話がそれました苦笑)
伝える、発信する、コレを克服したくて始めようと思ったのが、エンターテイメント。
だから正直なところお芝居じゃなく、音楽でも絵でも芸人でもなんでも良かったのです。
(ただお芝居にはもっと別の敵が居ました…コレはまた別枠で。)
じゃあ何故お芝居だったのか。
1番初めに出会ったのは友人の紹介でした。
市民参加の劇団で古典なんかの作品「シェイクスピア」「モリエール」「三島由紀夫」その辺をやっているところが僕の1番最初のルーツです。
参加して数日で芝居が嫌いになりました。
未だにやるのは…難しい(観るのは大好きです)
ただ、そこで学んだことは
・周りの考えは関係ない
・伝わるかどうかより、やるかやらないか
・否定されようがやり続けること
つまりは『行動するのか』コレでした。
当時の僕からすれば収穫です。
【行動からの最適化】
自分が下手であろうと、発信することによって自分が(運が良ければ周りも)変化する可能性がある。
そしてその行動をした上で、出てきた問題点を小さくてもオプティマイズ(自分にとっての最適化)していく作業が必要ということを知りました。
これに価値をみつけれたら発信する事がすこしは怖くなくなりました。
ついでに多分大人になるとこの繰り返しなんだと思います。
ちなみにエンターテイメント系は基本これの集大成を形にして、提供して、利益をえる。
そのため普通に生活している人よりも遥かに自分にとっては収穫が多いのなのかなっ?(知らんけど)
そんなこんなで故にまだ人前に立ち、発信するのが苦手ですが…今ではもっと色んなことの難しさに気づいていたりします。
この記事もその中の一つです。
向いていないからやらない事も多いけど、発信目的をもって発信していけたら、その逆風の中でも獲れるものはあるよね。
金森恭平