スグロ流動物辞典 ~会館にいたけど、あれホント?コウモリ~
コロナ前。FIVESTARの稽古中。休憩時間の時にタカヤと外で座っていた。静岡市民文化会館の駐車場辺りだ。
時刻は夕暮れ。連日の朝から稽古に疲れきっていた僕らは、何を話すでもなく夕焼け空をボーッと見ていた。
すると赤い空に舞うものが。
鳥かぁ。と思って何気なく見ていた。けど、よく見るとどうにも様子がおかしい。
飛び方が違う。
いや、まさか。そんなハズはない。言うても県庁所在地やぞ。そんな街中にヤツがいるハズがない。
恐る恐るタカヤに聞いてみた。
スグロ「あれ………鳥じゃないよね?」
タカヤ「ん?あぁ、コウモリっすね。」
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーっっっ!!??
コウモリ。
約4,000種と言われる哺乳類の中で、1,000種類もの分類を持つ。因みに一位はダントツでネズミ。その数なんと2,000種。
種類は多いが個体数が多いとは言えなく、レッドデータブック(日本の絶滅の恐れのある動物)に記載されてしまっている種も多い。
そんなコウモリが静岡市民文化会館の駐車場を飛んでいるだと………?しかもタカヤの「何言ってんすか。当たり前じゃないっすか。」みたいなリアクション………。
コウモリってこう、そういうんじゃないじゃん!
なんていうか、こう、「会いに行こうと思わなければ会えない」というか、「めったに会えない特別なヤツ」というか!そんなしれっと「あぁ、コウモリっすね。」って言うヤツじゃないでしょ!!
しばらくそう問い詰めたけど、やはりタカヤにとってコウモリは「石どけたらダンゴムシがいるくらい普通」らしい。
静岡中部の皆さん、これマジですか?タカヤってちょくちょく嘘つくので、正直今でもこれ信じられないんですけど。
少なくとも東部ではそんな簡単にエンカウント出来るヤツじゃないんですけど………。
教えて静岡中部の優しい人!
判定
攻撃力:D
守備力:C
素早さ:B
特殊:B
総合:C
ホントはエコーロケーションという音波を使ったコウモリの生態や、感染症の起源、血を吸うコウモリなんてほとんどいない、なども書きたかったんですけど、既に長くなってしまったのでやめときます!
気になる人は調べてみよう!なかなか面白いよ!
ちなみに自分は冬の洞穴で越冬しているコウモリに会ったことがあります。山口県だったかな。
普通に掴んでも眠そうにもぞもぞするだけで、超可愛かった。
静岡でも出会えるなら、今年の冬はコウモリ捕獲にトライしてみたいなぁ。
スグロ