勝ち方の賞味期限
また緊急事態宣言が発令されましたね。
テレビやSNSでは“誰が一番上手くキレるか”「大喜利大会」が始まります。
お題に沿った答えができない金森です。
さて今日は前の記事で
「成功パターンに頼りすぎると挑戦しなくなっちゃうよね」というクソ生意気な発言をしたわけですが、なんとなくその辺のことを書いてみようかなーって思います。
結論《その戦い方じゃずっとは勝てないよ》って感じの話っす(生意気)
【勝ち方は変わる】
僕は昔、格闘技をやっていました。
球技と違って複雑なルールはないし、相手を倒せばいいというシンプルなスポーツだったから好きです。
僕がやっていた剣道なんかは
面・胴・小手・たまに突き(喉)に当てれば得点になります、単純です。
コレを例にあげさせてもらうと、あのスポーツは体力も気力も、すごく消耗する忍耐力って感じですが、結構、頭脳戦なところがあります。
得点箇所が限られているので狙い方は限られてきますし、相手は対策も知っています。
相手によってスタイルも思考も攻め方も変わってきます。
そんな中、僕はバカなので基本的に連続技とスキ打ちで勝ち点をとっていました。
そこそこの相手ならこれでいけます。
ですが、ある時期を境にこれで得点を稼げなくなりました。
単純に「勝てるパターンに頼りすぎていた」わけです。
パターンに頼りすぎて新たな「技」にトライしていなかったから、相手には手の内がモロバレしているわけです。
新たな技にトライしていなかったから、できる打ち手が圧倒的に少なくなっていたわけです。
完全な努力不足です。
そして戦局も常に変化するわけで、知っている打手ではもはや、相手には通じなくなっていたわけです。
ここで僕が怠っていたのは“自身のアップデート”(学習)です。常に新しいものを取り入れてどんな戦いに備えられるだけの知識やら経験を得ることをしていなかったのが敗北要因だったのでしょう。
【変化への対応】
“コレをすれば成功する”というパターン化された勝ち方は、いつまでも使えるわけではないよね、ってこと。
最近気になるのは“戦況を見守る”こと。
常に状況や環境、時代の流れやらがどんどん変わっていく中、数年前の“勝てるやり方”は気付けばもう通用しなくなっている。
…すごく痛い話で言うと
“美味しい料理を作る”ことだけに集中していたお店は今凄くしんどい状況になってしまっているようです。
1つを極めるにはそれ以外の関係のない情報もしっかり自分の中に入れておかなければいけないんだなと最近つくづく気付かされました。
(他にもやり方はたくさんありますが)
今必要なのは自分自身のアップデートな訳ですね〜。(考えること多くて○ねる…)
金森恭平