スグロ流動物辞典 ~好き嫌いってレベルじゃねぇ、コアラ~
さぁ始まりました第5回目!
前回までのあらすじ
~セミ→カエル→ムカデと書いてきたスグロさんは露骨に離れていく読者さんを肌で感じ、それを逃すまいとネコの記事をあげて全力で媚びたのでした~
さて今回はどうするのか!?本当は書きたいカバキコマチグモの記事を書くのか!?それともまた大衆に媚びるのか!?
いわば信念とビジネスの葛藤!男気が試される第5回目!
今日扱う動物は・・・
これだー!!!

はい、媚びたー!!
というわけで!今日扱う動物は、コアラです!
かーわいいー!あなたのチョコ菓子にはいつもお世話になっております!
皆さんもテレビなどでご覧になったことがありますよね!
オーストラリアのみに生息し、その輸出にはかなりの制限がかかっている生き物です。
その制限が一時的に緩和して輸出されるようになり、1990年後半には空前のコアラブームが日本で巻き起こりました。今はあまり見かけませんが、一時期はホントどこの動物園に行ってもコアラがいたんですよ!
そんな彼ですが、マジで超偏食家です。
彼らはほぼ100%、ユーカリしか食べません。なんなら水分さえもほとんど取りません。ユーカリから得られるエネルギー、そして水分だけを頼りに生きているのです。
そんだけ偏食しているからには、さぞかしユーカリは美味しいのだろうと思いますよね?
しかしこのユーカリ
普通に毒あります。
そしてその葉は繊維質で、とても消化しにくく出来ているのです。
なので
ユーカリ食べる→消化にすっごいエネルギーを使う→めっちゃ寝ないとしんどい→捕食される可能性が上がる
というツッコミどころ満載のライフスタイルになっているのです!その睡眠時間は・・・
脅威の20~22時間。
なげー!!どんだけユーカリ食っててもそれ以上動き回ると栄養失調で死んじゃうのです。ユーカリから得られるエネルギー量がそもそも少ないですからね。世界でも最も睡眠時間の長い動物の一種です。
おそらく彼らにとっては捕食されることよりも餓死の方が喫緊の課題だったのでしょうね。
稀代の偏食家、コアラ。彼に勝る偏食家はそうそういない。
皆さんも食の好き嫌いを注意されたら、こう言い放ってやりましょう。
「コアラよりマシだろ!!」
と。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!
また明日!
コアラのマーチを食べるときは一個一個絵柄を確認しちゃう男、スグロ