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大自然の怖さ

あなごです。

秋の三連休を悲劇的なものにした台風19号。

各地の被害の様子が連日報道され、心が痛むばかりです。

犠牲になられた方々には、心からお悔やみ申し上げます。

被災された方々が心を癒やし、一日でも早く元の生活が送れることを心から祈っております。

静岡でも少なくない被害が報告されておりますが、皆様は大丈夫でしょうか。

よっくんの家は停電したそうですが、太陽光発電があるから大丈夫とのことでした。いいな、羨ましい。

あなごの家は雨漏りや漏電による停電などありました。

近くの小さな川が氾濫しましたが、そこよりも高地にあるため被害はありませんでしたが、川の周辺の家は大変だったみたいです……。

一つの台風でここまで多くの場所で氾濫、浸水被害が起きたのは、記憶にある限りこの台風が一番なんじゃないかと思います。

土砂崩れ、数mにも及ぶ浸水、無情にも60名以上の命を奪っていきました。恐ろしいことです。

水は、生活の根源です。最も原始的で、一番重要なインフラです。

人は水がなければ生きていけない。しかし今回のように、多すぎる水によって命を奪われることもある……。

自然災害で一番怖いことは、当たり前ですが人の命が奪われることです。

そして次の怖さは、インフラがいとも簡単に壊されることです。

人は、効率化をすることによってここまで繁栄してきました。

最初は社会を作って、生活を効率化し、

農業によって食を効率化し、

蒸気によって移動、仕事を効率化し、

電気、情報技術によって情報伝達を効率化し、

より生活を豊かにしてきました。

ジムニーやランドクルーザーのような車でない限り、舗装された道がなくなれば現代の車では移動が困難です。当然、ガソリンがなくなればもうダメです。

それ以前に、電気がなくなれば、僕たちの生活は根本から壊されてしまいます。

人間なんて、自然の前では無力です。

大自然の怖さを知らない。もっと怖がれ、もっと敬え。

人の効率化の追求によって、今の僕たちの生活はとてつもなく豊かになりました。いまさら江戸時代の生活になんか戻れません。

だけれども、地球の機嫌ひとつでそれが簡単に壊されてしまう。

その事実に嫌でも気付かされてしまう。

こうした大きな自然災害の度にそう思います。

多分、同じような内容をブログに毎回書いてる笑

しかし、今回は特にひどいですね。

交通網がズタボロです。

山梨-東京間の交通網は全て死んでいます。

ひどい遠回りを強いられますね。

北陸新幹線も、車体が水没して復旧の目処が立っていません。

今この瞬間も、復旧に向けて尽力している人々がいると思うと、頭が下がります。

そして、これは心に強く刻まないといけないことですが、

「決して対岸の火事ではない」

もし、安倍川が氾濫したら?

土砂崩れで道が寸断されてしまったら?

必要なのは常に想定し、対策をしていくことです。

とりあえず、備蓄食料は増やそうと思ったあなごでした。

写真は12日の夜の高速道路の状況。

高速道路に限って言えば、西日本と東日本が完全に分断されてしまっていますね。

長島弘志

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