いっくんひどいEpisode1
みなさん今週も火曜日がやってきましたね!
暑い。
実に暑い。
暑すぎる!
そんな暑すぎる日には、
涼しくなるような、
背筋も凍るようなお話をお届けしたいと思います。
みなさんも知っています大石樹、
通称いっくんにまつわるお話でございます。
自分はペンを持っていないと、
大体いっくんから借ります。
いっくんは、
「大井の歩く筆箱」
と呼ばれているからです。
基本筆記用具を持ち歩かない自分は、
ほぼ毎稽古いっくんからペンを借ります。
あの日もいつもと変わらない、
ごくごく平穏な稽古の日でした。
変わらない稽古場、
変わらないメンバー、
変わらないダメだし。
「いっくんペン借りてあげるよ~」
いつも通り借りる自分。
シルバーのペンを渡されました。
ちょうどダメだしの中盤戦に差し掛かるくらいの頃ですかね?
その時は訪れました。
言われたことをメモろうと自分がペンのボタンを押した瞬間、
目の前が一瞬真っ暗に。
そして声にもならないような、
「あぁあぁ!!!!」
という声が聞こえてきました。
そうです、
自分の声です。
指先から全身に電気が走ったのです。
想像してください。
プロデューサーや演出家、
スタッフさんや多くの出演者が真剣にダメだしをしているときに、
軽く跳び跳ねて変な声を出してしまった画を。
どうですか?
背筋がゾクゾクしませんか?
もう当の本人は戦慄です。
一瞬で黙りなるべく身を小さく屈める。
そしてふと横を見ると、
それを見てケタケタ笑っているいっくん。
背筋がゾクゾクしますね。
恐怖です。
この場面でビリビリペンを渡すいっくん。
ひどくないですか?
いっくんのひどい話はこれだけでは終わらないのです。
私リポーター大井は、
これからもいっくんのひどさを追求していきたいと思います。
いっくんリポーター
大井理弘