気持ちの強さを感じて
みなさんどうも!
10月6日を持ちまして25歳にアップグレードされました、あなごです!
別に25歳になったからといって何かが変わったわけではありませんが、
人生100歳として、その1/4まで来たのかと思うと、あれ、まだ1/4?とか思っちゃいますね、はい。
まだ10代の若造のころは、25歳なんておっさんだと思ってましたが、そのおっさんになったのかなぁなんて。
いやいや、心はまだまだ若いままじゃ!
身体は少し老いのかけらを感じるけどピンピンしとるわい!
さてさて、先日の10月8日、知人らが主催および出演する舞台を観に行ってまいりました。
一笑ドミノさんの『月を待つ人』です。
一笑ドミノさんは以前ブログでも取り扱わせていただきました。
中心となっているのが出身高校の演劇部OBであるため、旗揚げ公演に出演させていただいた過去があります。
前回の公演では裏方スタッフとして参加していました。
今回は純粋に観客として。客席から久しぶりの鑑賞。
公演時間、2時間40分ほど。
うん、長いな。長い。GO!!ALLの初演を思い出す長さだ。
それでも、最後まで集中して観ることができました。
客を2時間40分集中させるというのは、至難の技です。ちょっと長めの洋画レベルの長さです。邦画なんて大抵が2時間ないですよ。金曜ロー◯ショーで放送できませんからね。
それをやりきったというのは、素直に称賛に値することです。それをプロではなく、アマチュアの人たちで作り上げるというのは、並大抵の努力ではできないと思います。
あとは殺陣。
エイトビートでやるような現代アクションではなく、所作までこだわった時代殺陣。しかも終演後話を聞いてみれば、金属の模造刀をつかって殺陣やってたんですって。恐ろしい筋力だ。お前ら劇中で散々振り回してたやんけ。
ともかく、それを多人数で舞台上で展開するもんだから、迫力は十二分。
それと、初舞台の役者が何人も居たっていうのは驚き。役者の実力っていうのは、キャリアが必ずしも全てではないって教えてくれる。
この劇団もといユニットは、内外のことをある程度知ってますので、それについても少し。
とにかく、演劇が大好きな人たちばかり。
そりゃ、働きながら演劇に関わるなんて酔狂な人たちなんだから、みんな好きで当たり前。ラウドヒルの人たちもみんなそう。
とにかく本当に仲が良くて、演劇に注ぐ情熱が半端ない気持ちのいい人たち。
それがとにかく、舞台に現れてるのがいい。
発声、滑舌、技術的なことなんて二の次だよ。
情熱と殺陣、そして山場の演技、これで2時間40分を乗り切ったことがスゴイ。
自分が出演した以外にも、色々と自分の芝居人生に影響を与えてくれたユニットであるゆえ、少し長く語りすぎてしまった。
やっぱり、情熱に触れられるっていうのは、創作活動の良いところだよね。
僕は舞台を見る時(特にアマチュア)は、技術も大事なんだけど、どこまで情熱が見えるのかっていうのを意識してたりする。
人の果てがなく、狂ったような情熱が観たくて、舞台を観てる節がある。
だからこそ、僕も舞台を作る時は、狂ったような情熱を持っていたいと思う。
「演劇が好きだ」
そんな情熱を少しでも舞台を通じてお客さんに感じてもらえるように、
今日も稽古に励むのです。
月曜担当 長島弘志