非日常
演劇を見にくる人は、非日常を観にきてるんだ。
前に、そんなことを言われた気がする。
世界のニナガワ先生も言っている。
「日常生活から演劇という非日常の世界へ――」
演劇っていうのは、非日常である。
言い切るほど僕は演劇を知り尽くしていないのだけど、たしかにそうだと思う。
台本を読んでいていても、こんなに感情を露わに会話をするなんて、日常生活で滅多にないだろって毎回思ってる。
こんなに個性が強烈なキャラクターなんて、そうそう居ないだろって思ってる。
だけど、それが当たり前に存在している演劇ってすごいと思う。
人々にとって非日常的なことが、演劇にとっては日常的なんだ。
こうやって思い返しておかないと、忘れそうになる。
日常的に演劇に取り組んでいると、それを忘れそうになる。
非日常が日常になっちゃう。
新鮮さを忘れる。
そうなると、どんどん役がつまらなくなる。
演技がつまらなくなる。
演出家からのダメ出しが厳しくなる(当たり前)
舞台を観ていても、その非日常をひしひしと感じる。
プロの舞台は当たり前だけど、刺激のオンパレード。
まさしく非日常がそこに存在している。
アマチュアの舞台も嫌いじゃない。
特に、知り合いの舞台なんて最高。だって、普段見れないその人がみれる。
普段出していない感情が、エネルギーが、劇場に行くと観れるってとっても素敵なことだと思う。
改めて、演劇って、舞台って素敵だなって思う。
そんな舞台に関われているって、すごく幸せなことだと改めて思った。
さて、
静岡人には明確な非日常がある。
それは
雪だ。
静岡の人間をなめてはいけない。
僕たちは、
たとえ霜が降って地面が白くなるだけでテンションを上げることができる。
それなのに、こんな大雪を前にしたら、もう昇天するんじゃないかという勢いである。
死ぬほどはしゃげる自信がある。
事実この写真撮ってる時はかなりテンションが高かった。
だけど、
だけど、
さすがに降りすぎると
雪も辛い。
吹雪なんてもうね
まともに車なんて運転できたものじゃない。
ここまでくると、50m先もみえません。
ここまでくると、
雪、ちょっとうざい。
ちょっとどころじゃない。
かなりうざい。
雪国の人が雪を嫌がるのがよくわかった。
降り過ぎちゃだめだ。
非日常は、非日常であるから価値があるんだ。
日常になったら、それはただの日常なんだ。
しょぼーん。
だけど演劇って、二度と同じものはないから、
何度観ても飽きないんだよな。
これはすごいことだ。
雪なんか比べ物にならない。
というわけで、
みんな演劇を観よう!
特に、僕達エイトビートが出演している舞台を見よう!
直近では何があるかな?
お、Action!!があるじゃないか!
というわけで、Action!!、なんとチケットが1階席残りわずかになっているようですので、
気になる人は、とりあえず買ってみよう!
月曜担当 あなご