復興とTRUST
昨日は中秋の名月でしたね。
文字通り本来ならば秋も中頃の言葉なのでしょうが・・・
THE晩夏。
むしろ普通に
THE夏。
晩夏とも呼べぬほど普通にクソあちぃです。
熱中症警戒アラートも現役バリバリだもの。
皆さまもまだ油断せず、体調にはお気をつけください。
話しは変わりますが!先日三島でしょっちゅう飲む友達(Y)からこんな連絡がきました。
Y「バイトやってくんね?」と。
この友達がなかなか面白い男なんです。
職業で言うと何になるんだろう?測量士かな?
ドローンやエコー等を使った測量及び観察を生業としている男なんです。
普段は山の測量や海底調査が主な仕事なのでしょうが、彼らはある条件が加わるとはちゃめちゃに忙しくなります。
それはどんな時かというと・・・
災害が起きた時です。
今で言うとお正月に起きた能登半島地震ですね。
断層のずれ、地割れ、土砂崩れ、海岸線の変化、海底の隆起。それらをデータ化し、地球規模の変化を観測し、今や未来に活かす仕事です。
「今日飲み行こうぜ」と連絡しても2回に1回は「今能登だ。」と返信がきます。
飲みながらくっだらない話もたくさんしますが、Yの仕事話は本当に楽しくて、そして勉強になる。心から尊敬出来る男です。
今回俺は海の深さをデータ化して打ち込む作業を手伝わせていただきました。
俺もYも、もちろんお金をもらって仕事をします。が、今回関わった仕事によって少しでも能登の復興の為になれていたら嬉しいですね。俺はたかだか一回仕事手伝っただけなので、しょうもないですが。
Yは仕事柄都市圏ではなく地方や集落に赴き仕事をすることが多いです。
本当はいつかちゃんと、あいつが見聞きしてきた地方の「小さな声」を書きたい・・・。
というかぶっちゃけクソ長いそのブログを書いて、一旦消して今に至ります。
納得いかなくて、生半可に書きたくないと思って一度消しました。
でも、いつか必ず書かせていただきます。
11月にやらさせていただく舞台の名前は「TRUST」。
「相手を信頼する」という言葉。
その信頼の小さな積み重ねこそが、いち早い復興と素敵な未来に繋がっているのだと思います。
そいつが送ってくれた被災地の写真を載せて今日は終わらせていただきますね。
少しでも早く身近な生活と揺らいだ心に、日常が戻りますように祈ります。
輪島市の朝市
珠洲市の津波被害
珠洲市の津波被害
灘町の液状化現象
輪島市倒壊したビル
あ!俺が現地に行けたわけではないですよ!
恥ずかしながら、ぬくぬくと三島の自宅でデータ打ち込んだだけでございます。
スグロ