人生の分岐点
どうも、今週もラヴです。
…この呼び名、浸透してるかぁ??
ま、それはともかくここの所ふと昔のことを思い出すのですよ。
しばらく忘れてた、ちょっと淡い思い出を。
今から15年くらい前。
高校の陸上部の同窓会的なものが開催された。自分の学年だけでなく、一つ上と二つ上の先輩も一緒の集まり。
その二つ上の先輩に自分のことを気に入ってくれているというか、珍しく「カッコイイ☆」と言ってくれる女の先輩がいて…実は少し自分もその人に惹かれてたりした。
でも二つ上だったため部活で一緒にいた期間は短く、連絡先なんて知らないまま。連絡取りたいなぁ、と思いつつ数年間なにもできなかったところにこのイベント。これは行動を起こさないわけにはいかない!ということで、一足先にバスの時間があったので帰ろうとしたその人を「ちょっと送ってきます」とここぞとばかりに理由をつけてバス停まで送っていき、出発まで時間が無かったので、ひとまず自分の連絡先を教えてバイバイ。
でもって数日後。ちょうどこのころ新しくバイトを始めた直後で、そのバイトの勤務初日があったんだよね。当たり前だけど勤務中は携帯電話(当時使ってたのはPHS!)の使用は禁止。電源も切るように言われてたので、まぁ律儀にOFFにしてたわけですよ。
で!!バイトが終わって電源を入れると留守電にメッセージが。
「○○ですけど、メッセージ聞いたら電話くださ~い」
そう、あの連絡先教えておいた先輩からのメッセージ…だったのですが!先ほども書いたとおり携帯の電源は切ってました。つまり携帯に着信履歴が残らず直接留守番電話サービスにつながったわけで…携帯本体に着信番号が残らなかったんですよ。。。
電話しようにも番号が。
この時ほど「なんでバカ正直に電源切ってたんだ!音が鳴らないようにしておけばよかったじゃん!!」と自分を恨んだことは後にも先にも無いな。
この時の電話番号が残ってたら…人生は違っていたと思う。
人生が違っていたといえばもう一つ。
いちばんの夢だったレーシングドライバーを諦めるきっかけになったクラッシュも間違いなく人生の分岐だったな。
これがクラッシュしたマシン。右のリアの部品が色々曲がってるのが分かってもらえるでしょうか?
タイヤのホイールもこんなに変形して。。。
ちなみに左のタイヤの中央についているものは、本来マシン側についているもの。
夢を諦めるのは本当につらかったけど、逆にこのクラッシュが無ければ絶対に役者への道は歩んでなかったし、ここでこういうブログは書いていなかったと思う。
役者の道を歩めたことで出会えたたくさんの仲間ともまったく見ず知らずの関係。今ではまったく想像できない。
この時期、特に学生さんは人生の分岐点に差し掛かる。
もちろん全力で挑んでほしい。後悔しないために。
でもね、それがすべてではないって言うことも頭の片隅にでも置いといてほしい。
生きていれば、人生の分岐なんて自分の予期してないところに唐突にやってくるもの。
あくまで一つの通過点であって、それがゴールではないんだよ。
それくらいの、ほんのちょっとした気持ちの余裕があるくらいの方が、人生楽しいんじゃないかな?
それでは、また来週!!