世界を変えろ

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ここ最近さる事情から、久しぶりに映画をたくさん観ている。

と言っても映画館に通い詰めるほどお金は無いので、庶民の味方TSUTAYA様のお世話になってる次第だ。そしてもちろん、旧作チョイスだ。一週間だ。

『ホテルルワンダ』『君に読む物語』『ブルースオールマイティー』『ビッグフィッシュ』『サウルの息子』『ロレンツォのオイル』。

『ブルースオールマイティー』は役作りの為。『ビッグフィッシュ』は久しぶりに観てみたくて。『ホテルルワンダ』は前から気になっていたもので、他三つはなんとなくだ。
ジャンルも見事にばらばらだな………。

紛争、恋愛、コメディ、ファンタジー、シリアス、実話物。

久しぶりに映画をじっくり観て思ったよ。

つっかれる!!

映画を観ると、結構簡単に泣いちゃう方なんす。泣くのって疲れるよ。しかもなにに気を使っているのか、ちっちゃいプライドを守りたいのか、泣きそうなのを堪えるものだから余計に疲れる。

でも、いやいや。久しぶりに観て改めて思ったよ。

やっぱり映画は良い。

映画を観ると、たくさんの想いが交差する。感動、哀しい、優しい、辛い。どれか一つ、では無い。たくさんの想いが入り交じる。普段の日常生活では稼働しない感情までフル稼働だ。

そして改めてついでに思い、びっくりする事は、僕が今までに観た映画。全部ひっくるめたって、世の中の映画の0.0001%くらいであろうと言うこと。いや、もっと低いかもしれない。

なんとなくふと思ったのだけど。ホントになんとなくなんだけど。

もしかしたら、全ての人が役者を夢見てもおかしくないんじゃないか。

この全世界の人。映画を観ることが出来ないであろう事情を持った全ての人もだ。

プロ、アマチュア、ホームビデオ、全てを合わせたら無限にも思える程の映画作品がある。
だから絶対に、貴方にとっての超スマッシュヒットの作品が、どこかにあるのだ。

僕はたまたま『僕に合った映画』に早い内に出会ってしまい、役者という仕事に夢をみた。

役者を夢みなかった他の全ての人は、ただ単にそのスマッシュヒットに出会うのが遅かったか、出会えていないだけなんじゃないか。

と、ホントにふと、なんとなく思った。多分間違ってるだろうけど。

でもこれだけは、確実だ。

貴方にとっての超スマッシュヒットの作品を探しあて、それを観た時。

貴方の人生は変わる。劇的に、と言っても良い程に。

映画にはそのぐらいの力がある。

ホントは映画だけじゃなく、舞台、音楽、アニメ、絵画、全ての芸術作品に言える事だけどね。

芸術の力だ。

もし貴方が苦しい時。
前も後ろも分からない時。
誰にも気付かれてないだけで、本当は、心の底は、哀しみが溢れている時。
芸術に触れると良い。
そして超スマッシュヒットに出会った時。

きっと何かが変わるハズだ。

もし貴方が幸せな時。
鼻唄なんか刻んじゃう時。
思わず笑みがこぼれてしまうその時は。
芸術に触れると良い。
そして超スマッシュヒットに出会ったその日にゃもう。

スーパー幸せになれるハズだ。スキップなんかも刻んじゃうハズだ。

音楽で世界は変わらないとよく言われている。これは突き詰めれば、芸術に世界を変える力なんて無いという事だろう。

でもきっと、地球と世界は違うものだ。世界ってホントはずっとずっと小さなものだ。

悲しい事があったけど、TSUTAYAのレシートに付いてた牛角の千円割引券で、僕は嬉しくなった。
辛い事があったけど、ドアを開けた人が、開けたまま待っててくれただけで、自分まで優しくなれた気がした。

地球の話しじゃなく、自分の世界の話しなら、こんなにも簡単に変わる。

そしてそれを根底から覆す程の力が、芸術にはある。

芸術は地球を変えられない。人の営みは変わらない。
けど人の、貴方の世界を変える力はあるハズだ。

良い意味でも、悪い意味でも。

なんだか夜長に酒飲みながらたらたら書いてたら、とりとめの無い長い記事になってしまった。

映画の余韻がこうさせているのは、間違いない。

エイトビートも、誰かにとっての超スマッシュヒットになれればいいな。

じゃないか。ならなければ。

観た人が帰り道、何かが変われるように。
観た人が帰り道、スキップを刻めるように。
そしてそれを見た僕らが、美味しいお酒を飲めるように。

土曜日担当 勝呂達基

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