30年
アイルトン・セナ・ダ・シルバ(1960〜1994)
F1を知らない人や見ない人、さらには彼が亡くなってから生まれた人でさえ1度は聞いたことがあるくらいの伝説のドライバーが突然この世を去ってから昨日で30年が経った。
1994年5月2日の朝、あの時の感情は今でも鮮明に覚えている。
ずっと彼の走りを見れると思っていた。
いつか実際にこの目で見ることができると思っていた。
何かが他のドライバーと違っていた彼の走り。
きっとそれは本当の意味でレースに100%の力を注いでいたからだろう。
これは彼が1990年に乗っていたマシンの先端部分「ノーズ」と呼ばれる部分。先日F1を観に行った時に立ち寄った鈴鹿PAに展示してあったものを撮影。よく見ると『ジャンプ』の文字が見えると思います。そう、あの週刊少年ジャンプがこのトップチームに当時スポンサーとしてついていました。その奥にはHONDAのロゴ。このチームにエンジンを供給していました。他にも多くの日本企業がスポンサーとしてF1に参加していました。
しかし彼が亡くなってからF1人気は落ち着いてしまい、日本企業のスポンサーも少なくなってしまいました。
それから30年。先日の日本グランプリにはのべ22万人が来場。
あるチームは日本企業と大きなスポンサー契約を結んだり、
あるチームは今シーズンから日本人がチーム代表になったり、
今年も日本人ドライバーはいるし、
なによりHONDAはチャンピオンエンジン!
地上波での放送がなくなり今は簡単にF1を見ることができないけど、どこかで『F1』って文字を見かけたらちょっと気にかけてもらえたら嬉しいな。
では。