物事の本質
どうも、ラヴです。
朝晩は寒いけど、日中は風がなければ過ごしやすいですね♪
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さて前回合唱コンクール前日までのお話をしましたが、今回は当日のお話。
まぁ前日になんやかんやがあったけど、そのおかげでみんながスッキリとした気持ちでコンクールをむかえた。
次は自分たちの出番ということでステージ横で待機をしている時に、例のバスケの一件の当事者の1人が
「制服、ブレザーっぽくしようぜ!」
と言い出した!
ブレザーっぽく…そう、決してブレザーではない。中学生ということで我が中学も制服はお馴染みの「学ラン」。それを「ブレザーっぽく」とは如何に???
…学ランの第2ボタンをまで外し、胸前から襟にかけてを内側に折り込むと言うのだ。
前日のあの一件そして合唱コンクールという1つのお祭りムードもあって、多少「マジで!?」という空気はあったものの男子は全員その「ブレザーっぽく」へと学ランを細工。
そしていざステージへ。。。
並んだ瞬間ステージ前の観覧者、すなわち他のクラスがざわめく。
そりゃそうだ。学ランを着崩した男子が目の前に沢山並んだんだから。
見る側の第一印象ってのはどーだったんだろう?やる側は妙な高揚感があったけど。
そして何よりも気がかりだったのが、音楽の先生。
男の先生で結構厳しい…いや、音楽に対して自分の考えをしっかりと持っていた方だった。
その音楽のイベントである合唱コンクールに、校則を違反して臨んだワケで。。。
いわばその時点で審査対象外となってもおかしくはない。
でも結果は…金賞。
見た目や校則にとらわれず、純粋に「合唱」という観点で審査をしてくれたのだ。
オレが中学生だったのは今から25年も前のこと。
校則で男子は丸刈りが定められてたような時代(今もまだ定番なのかな??)。
そんなまだちょっとお堅い時代に、こんな型破りをしっかりと本質で見極めて同じ土俵に立たせてくれたあの判断は、オレはものすごく好きだしカッコイイと思う。
ま、こういう風に思ったのはごく最近で、コンクールの当日はそんな事は微塵も思わずただただ「金賞」というのをみんなでスゲ〜喜んでたけどな( ̄▽ ̄)
昨日稽古でBIRDMENの本質というか、物語のテーマとは…という話になった。
もちろんここではそれが何かは言わないし、言っても仕方ない。舞台は人それぞれが色んなことを感じ取るものだし。
でもオレたちはそのテーマに沿って作っていく。
この舞台を観てみなさんが感じ取ったものが、その本質で偶然にも一致したら…それは最高だよなぁ。
ではみなさん、また来週。
BIRDMEN初日まで…
あと19日