戻らない時間
朝仕事に行く途中に見つけた看板。
痔ENDというキャッチコピーも天才的だけど、
悟りの境地に辿り着いたような女性の表情が印象的な看板だと思う。
なんとなく、このクリニックに行けば、痔で苦しんでいても、この女性のような少し晴れやかな表情を取り戻せるのだろうか……。
高校生の時、同級生の女の子が痔になって手術までしてことがある。
女子高生で痔というのはかなり恥ずかしいであろうに、彼女はそれをネタにしていたのである。
なんというタフネスさだろう。見習わなければと思ったのを思い出す。
ドーナツクッションは痔の人の味方なのだということもこの時初めて知ったのだった。
どうも、月曜のあなごです。でも今日は火曜日です。
はい、遅刻しましたすみません。ああー、早速タイトル回収したい。時間よ戻れ!
過ぎた時間は戻りませんね。SNSやゲームで費やした時間は帰ってきません。
みなさん、有限の人生、有意義に生きていますか?
あなごは有意義に生きていますよ。ほら、これうなぎ。美味しそうでしょ?
あなごだけどうなぎ食べるよ。土用の丑の日はうなぎでしょうよ。
うなぎだから共食いじゃないよね? セーフだよね?
あーうなぎ美味しい。
うなぎ本体の美味しさも大事だけど、地味にウェイトを占めているのはタレだよね。
このタレがどれだけ美味しいか。それがうな重とかうな丼の美味さを決める決定打だと思うんだよね。
正直、タレだけでごはん食べれるって。
さて、
夏になってきて、大学の同期や、昔なじみの友人と会う機会が増えてきました。
学生の時はほぼ毎日顔を突き合わせていたのに、卒業してしまえばそれっきりになることも少なくないよね。
お互い社会人で、それぞれ仕事があって、プライベートがあって、なかなか会う機会を作ることができない。
でも、久々に会えば、昔のように弾む会話。
僕は大学院を出たから、みんなより2年遅く社会に出た。
大学の同期とかはもう社会人の先輩なわけだ。
昔のようなバカみたいな会話をすることもあれば、仕事の話や誰それが結婚しただなんて現実的な話をすることもあります。
あぁ、確実に歳をとってるんだなぁって嫌でも気付かされる時。
けどまだ20代なんだし、若さを振りかざしてもいいと思うんだよね。
だけど、なんとなく学生の頃に戻れる友人がいることは、幸せなことなんだなぁと思う。
そんな奴らも、僕たちの舞台を観に来てくれて、感想を言ってくれる。本当にありがたい。
昔なじみの友達とラーメンを食べに行って、前は頼めてた大盛りのこってりラーメンを頼まず無難なメニューをお互い選んだ時に、あぁ、時間っていうのは無慈悲にも過ぎていくものなんだなって思わされたのであった。はい。
でも、気の置けない仲間と食べるラーメンは、青春の味がするような気がする。
あなご(長島弘志)