ママチャリ旅~part3~
みなさん今週も火曜日がやってきましたね!
今日は、
『日照権の日』
だそうです!
雲ってましたけどね…
今日はママチャリ旅の続きを書こうと思います!
前回は大崩海岸を越えて焼津に入ったところまで書きましたね!
今日はその続きから!
大崩海岸で体力を削られるも、
大崩海岸を越えた清々しさから、
プラマイ0の気分で焼津の町を走っていました。
そして榛原郡らへんのところまで来ると、
何やら自転車マークが書いてある道を発見しました。
そこには、
『太平洋サイクリングロード』
と書かれていました。
自分「何これ?!」
友達「知らない!」
自分「こんなのあるの知らなかったんだけど!」
友達「サイクリングロードとかポケモンみてーじゃん!」
自分&友達「よっしゃー!!」
サイクリングロードに入り、
なぜかテンションが上がり少し元気になる。
しかしサイクリングロードとは名ばかりで、
ただの道でした。
そこら辺の道となんら変わらないほんとただの道でした。
そしてこの後この旅始まって以来の最初の試練がやってきました。
みなさんもご存知かもしれませんが、
ほんとにほんとの海沿いを走ることって、
そんなにできなかったりするんですよ。
工場があったりとか何かしらの理由で内側に入らなきゃいけなかったり、
津波に備えて海沿いに大きな木をズラーッと植えてあったり。
そこでやってきたのが、
御前崎あたり?
浜岡あたり?
場所は定かではないですがそのあたりです。
そこが最初の試練です。
今までは海沿いの綺麗な海の景色を見ながら漕いだり、
ちょっとした町の中の景色を見ながら走っていたので飽きることはなかったのですが、
そこは地獄でした。
ただほんとまっすぐの道。
お店はまったくと言っていいほどなく、
海は見えず、
ずっと同じ景色。
そして人は誰も歩いていない。
ただ車が通り過ぎていくだけ。
そして半日ママチャリを漕ぎ続けてきた疲労がついに身体に現れはじめる。
そしてこの何もない道が何キロ続くかわからない、
果たしてこの道は終わるのだろうか?
この道を抜けることができるのだろうか?
何一つ水も食料も持ってない俺たちはこの道の途中で死ぬんじゃないかという恐怖感。
(おおげさではなくほんとにそんな気持ちだった)
陽が落ちて辺りはすっかり真っ暗に。
お店どころか街灯もほとんどないその道は本当に真っ暗。
たまに通る車のライトが本当に嬉しかった。
サイクリングロードでよっしゃーとか叫んでた元気なふたりももはや無言。
そこに後ろから競技用の自転車ロードバイクがやってきた。
競技用とはいえ自転車が自転車に抜かれたことがなんとなく面白くて、
ふたりで笑ってしまった。
それまで不安と緊張の中黙々と走っていたがこれで緊張の糸が切れてしまった。
自分「もうヤバくね?」
友達「ヤバい」
自分「この道死ぬって。てか暗すぎて普通に怖ーし。」
友達「もう帰りてー笑」
自分「いやまじちょー帰りてー笑 でもどうやって?今来たこの道を戻るなんてそれこそ考えらんねーよ?笑」
友達「確かに笑」
もう完全に心は折れてました。
これ以上折れないだろうというぐらいバキバキに折れてました。
すると前方に神々しく光る光が現れました。
そうです!
コンビニです!
ミニストップです!
自分&友達「おい!コンビニだぞ!コンビニだ!まじだ!コンビニだーー!!うおおぉぉーー!!」
全速力でコンビニへ。
爆買い。
そして爆食い。
まじでコンビニのパンが美味し過ぎて泣きそうでした。
友達「これがまじでオアシスってやつだな!」
自分「ごめん!ごめんよミニストップ!いつもセブンやファミマばかり行ってごめん!」
友達「ちょっと元気出たな!この後どうする?!」
自分「は?何わけわかんないこと言ってんだよ!ガンガン進むに決まってんだろ!1度行くっつったら行くんだよ!それでも男か!」
友達「よっしゃー!!」
食べ物の力を実感しました。
食べ物と飲み物は人を元気にする。
今日はここまでにします!
今日こそは愛知県までいこうと思ったんですがいけませんでした!
これでもだいぶ省いて書いてるんですけどね!
果たしてこのママチャリ旅ブログ、
京都の友達の家まで辿り着くことはできるのだろうか…
続く…
火曜日担当 大井理弘
稽古のお昼休憩のメンバー4人inラーメン屋