普通って大変だぜイェイイェイイェイ
つい先日、昔役者を共に志していた友人から、懐かしいもんでてきたでー!とメールが送られてきた。
自分が高校生の頃の写真である。
わっけぇ(笑)
贔屓目ナシの男前である。文句ナシ満場一致の色男。ジョニー・デップの生き写しと言っても過言ではない。これからジョニーと呼んでくれても差し支えない。
しかしまったくモテなかったのはなぜだろうか。
高校生の頃はいい思い出なんてないなぁ。
友達もあまり出来なくて、典型的な思春期街道爆進ファイヤーだった記憶があります。
尾崎豊を聴き漁ったり、パンクロックに傾倒し始めたのもこの頃かな。
ピンクリボン軍、ザ・マスミサイル、太陽族、HIGH WAY61、銀杏ボーイズ、忌野清志郎。未だに大好きだ。
マスミサイルの『教科書』と『特別じゃない』は高校生の頃何度聴いたことか。
レコードが擦りきれるほど、なんて表現があるけど、イヤホンのコード焼き飛ぶくらいは聴いたかも。
優しい歌がとても多いからかな。
心の内にある、人の前では出せないような、エネルギー。鬱憤であったり、夢であったり、情熱であったり、怒りであったり。
人によって様々な呼び方が出来るけど、あの頃の自分は、そのエネルギーのせいで、本当にどうにかなりそうだった。
所構わず叫んで走り出したいほどだった。
そんな僕にとって、ステージの上で感情のままに唄い、叫ぶパンクロックのバンドは、本当に魅力的に見えたんだ。
そして今、ジャンルは違えどステージに自分は立っている。
好き勝手に感情爆発させたりは出来ないけれど、高校生の頃のグラグラしたエネルギーは少なくなってしまったけれど、やりたいことも夢見たことも、ほんの少し。少しずつだけど、叶い始めている。
高校生の頃の自分が今の俺を見たらどう思うかな。
きっとガッカリする事だろう(笑)
しかし舐めるなよ、高校生の頃の自分。
まだまだまだまだ。こっからだ。
胸張れるような大人に、これからなるのさ。
土曜日担当 ロッチ