演劇のはじめかた
こんにちは、最近ラヴさんが僕の月曜日に侵食してきているあなごです。
みんなちゃんとブログ書いて欲しいね。ほんとに。勝呂に至っては嘘書こうとするしね。〆てやりましたけど。勝手にアサシンにしないで欲しい。
4月も終わりになると、いよいよ高校生は部活の本入部が始まる時期です。
僕が講師をしている学校にも演劇部があり、今年は例年以上の生徒が演劇に関わりたいと入部してくれました。
こうやって演劇の輪が広がるのを観ていると、本当に嬉しい気持ちになります。
僕が演劇をはじめたのは、高校で演劇部に入ったのがきっかけです。
蓋を開けてみると、実はエイトビートの中で高校演劇をやっていたのは僕だけなんですね。
僕としては意外な事実。
そんな演劇部ですが、静岡県中部だけでも、各校合わせて100名超の新入部員が入ってくるわけです。
そんな多くの人が演劇に関わるって、すごい素敵なことだと思うんです。
できれば、演劇を好きになって、たくさん演劇を見たり、演劇に関わって欲しい。
そういつも願っています。
たくさんの部活がある中で、演劇部という、ある意味特殊な部活を選ぶっていうのは、本当にすごいことだと僕は思うんです。
僕は、今ではびっくりされるんですけど、
人前で話すことが極度に嫌いな人間でした。
授業の発表とか、ほんとできれば避けたい、みたいなくらいでした。
そんな人間がなぜ演劇をはじめたかというと、
中3の時好きだった女の子(片思い)に、
「演劇部とか向いてるよ」って言われたからです。
その言葉が頭に引っかかっていて、
演劇部の見学に行って、
そのままトントン拍子で入部した、というわけです。
つまり何が言いたいかというと、
ラヴは偉大だってことですよ。
内向的な人間の人生を変えてしまうんですからね。
今でも、なんで彼女は僕に演劇部が向いていると言ったのでしょうか。
その子の気を引きたくて、共通で好きなアニメのキャラクターのモノマネをしていたからでしょうか。
でも、その一言がなければ、僕はこうして舞台に立っていることは無かったと思うんです。
だから、その子は僕にとって人生のキーパーソンなんです。
なんて、そんな理由で演劇はじめる人間もいます。
新しく演劇部に入るみんなは、どんな理由で入部届を書いたんでしょうね。
演劇って勉強するのは難しいです。
この春から演劇を始めた高校生のみなさん。
最高の教科書がありますよ。
5月3日、14時から。
静岡市民文化会館中ホールで。
そう!
『Stardust Memory』を観よう!(無理やり)
これを観れば、演劇が好きになること間違い無し!
エイトビートが、劇場で待ってます。