広さ一畳の温泉
お風呂。
好き。
でも長くは入れない。
飽きるから。
でも短い時間の中、ゆったりしたい。
どうしよう。
あ。温泉の素買おう。
という訳で。
この冬は温泉の素を買い、毎日という訳ではないけれど、湯船に浸
今まではずっとシャワーのみだったんだけど、なかなかどうして。
水道料金だけが怖いけど………。
でも好き。
やっぱり風呂ってなると一日の締めに入る事が多い。そうなると、
例えば良い事があったら、そりゃ心地好く入れる。タオルでくらげ
でも悪い事があった日は。やっぱりご機嫌とは言い難い。
なんであんな事言っちゃったんだろう。あんな言い方しちゃったん
入り口はその日にあった嫌な事や、やらかした事だったハズなのに
スーパーネガティヴタイムの始まりだ。
誰に対してだかも分からない、ごめんなさいタイムの始まりさ。う
でもそんな中。ふと優しい湯の香りが鼻をつく。
なんの解決もしていない。具体的な策を考えた訳でもない。例えば
でも少しだけ。救われたような気がする。重くなりすぎたものが、
いや現実はなんも変わってないんだけどさ。
世の中の事なんて、大抵は気持ち一つさ。辛いことを楽しく思う事
ポジティブにしろネガティヴにしろ、そう捉えた自分の心には、責
でも恐らく、根はネガティヴな自分を、ほんの少しでもポジティブ
小学生でも、若者でも、おっさんでもさ。
誰だってなにかしら抱えてるものがあるハズだ。これを読んでいる
その抱えてるものの重さもまた、日によって変わるハズ。
もしその抱えてるものが重くなりすぎた時。心が鈍い音をたてた時
なんの解決もしていない。具体的な策を考えた訳でもない。自分が
けど、少しだけ楽になるかもよ。