器用貧乏は悪くない。
みなさん、こんにちは!
あなごです。
世の中には”器用貧乏”という言葉があります。
あらゆることがそれとなくできてしまう様のことです。
貧乏という言葉がついているので、あまりいい意味で使われることはありません。
僕は自分のことを器用貧乏だと思っています。
それとなく能力のアベレージは高い(自分で言うのも恥ずかしい)けど、これと言って一芸に秀でているわけじゃないのです。
芝居も、殺陣も、ダンスも、それなりに自信は持っているけど、
役の深め方では兄さんにまだ敵わないし、殺陣は恭平に敵わないし、ダンスだっていっくんのほうが遥かに上です。
勝呂の演劇的センスは素晴らしいし、よっくんの個性的キャラクターは天性のものだと思う。
ほんと、みんな凄いんですよ。
そういえば1年くらい前、居酒屋で俺には誇れる一芸が何もない。みんなが羨ましいって愚痴を吐いていたことを思い出しました。
なんとなく自分に自信がなくなって、センチメンタルに卑屈になって、
何も手に付かない。
そんな時期がありました。世の中のみんなが羨ましかった。
人は自分に無いものに憧れます。
だから僕は、スペシャリストに憧れる。
この分野でならコイツだろう。
そんな言葉に憧れる。
この役にはコイツしかいない。
そんな言葉をずっと待っています。
けど、結局、それは僕の単なる勘違いであって、
器用貧乏であることは悪いことじゃないんですね。
それで得することって沢山あるはずだし、今までもあってきたはずなんですよね。
能力が平均的にあるからこそ任された仕事もあるんです。
そしてふと思ったんですよ。
一つのことを極められないのなら、ゼネラリストであることを極めればいいと。
スペシャリストには追いつけないけど、限りなく追いつく努力をすれば、
それはいつか自分の武器になるんじゃないかと。
そう思うわけです。
あ、でも、エイトビートだと僕以上にラブさん(豊福)のほうが器用ですよ。これ豆知識です。
見た目によらず器用に動けるラブさんはほんと尊敬します。
結局、隣の芝は青く見える、ないものねだりということです。
でも、これが自分だから、それを向き合って、それを強みに、行きていこうと思います。
この前お寿司屋さんであなご食べました。
東京湾産のあなご、とっても美味しかった!
#共食い
でした笑
月曜担当 長島