究極的に言ったらデジタルはアナログに勝てないと思う。(表現の話)
どうも、あなごです。
記録的な猛暑となった8月が終わりました。
あっという間に終わりました。
静岡市 まちは劇場「パフォーマンスでエール!」で公開されたエイトビートの動画、
観ていただけたでしょうか!
各方面から好評価をいただいており、感激極まれりといった感じです。
この動画は多くの人の助けを受けながら制作されております。
関わって下さったすべての皆さんには感謝してもしきれません。
そして、やはり観ていただいた皆さんあってのこと。
誰にも観られない作品ほど悲しいものはないよね。
この動画を通して、少しでもみなさんが元気を感じてくれたら嬉しいです!
そうやって少しでも元気の輪が広がっていったら、
きっと静岡はもっと楽しくなると思っています!
さてさて、
今日のブログは情報量の話をしようと思っていたんでした。
みなさん、デジタルとアナログの違いってわかりますか?
情報の教科書には、アナログは連続量、デジタルは離散量なんて書かれていますが、
そんなこと言われてもわからないですよね。
究極的に言えば、電気信号に変換できるものがデジタル、そうでないものがアナログってところでしょうか。
脳は電気信号で動いているとはいえ、人間の感覚はほとんどがアナログといっても良いと思います。(専門家ではないので、間違ったこと言っていたらゴメンナサイ)
みなさん、音楽は聴きますか?
そして何で聞いているでしょうか。
サービスというより、ハードウェア(機械)のほうです。
多分スマホがほとんどだと思います。
自宅でレコードプレーヤーでレコードを聞いているという人がいたら相当の玄人です。尊敬します。
今の主流はなんでしょうか。ストリーミング全盛の時代なので、それで聴いている人が多いですかね。
Apple Musicとか、Amazon Musicとか、もしくはYoutubeとか。
そんなものは使わず、CDを買ったり借りたりしてPCに取り込んで……なんて人もいるかもしれません!
あなごは、Apple Musicを愛用しています。
もうかれこれ2年くらいは契約していると思う。
まぁ正直に言えば契約をやめられない理由があるんだけど、それはまた別の機会に。
音楽を聞くときに、音質を気にする人はどれほどいるでしょうか。
聞ければいいんだよー鳴ってればいいんだよー
なんて言う人もいるかもしれませんが、
いい曲を聞くなら、どうせならいい音で聴きたいですよね?
イヤホン、ヘッドホン、スピーカー、
こだわって高くて良いものを使っている人もいると思います!
あなごも、金はない癖に頑張ってこだわりたい人です!
なので、Apple Musicも使いつつ、
最近はTSUTAYAでCDを片っ端から借りてはPCに取り込んでいます。
なぜなら、いい音で聴きたいからです!
最近のストリーミングサービスは音質は良いとはいえ、音質としてはCD以下です。
それらは圧縮音源という形で、音楽データを圧縮(データの大きさを小さくする技術)して、
少ないデータ量で良く聞こえるようにしています。
CDって、データサイズとしては約700MBくらいです。
スマホの通信量で言えば、月のデータ通信量が7GBしかない人がCD10枚分の音楽をネット経由で聴いたらもうアウトです。翌月まで低速状態で聞かなければなりません。
実は音声データって、本来はそれくらいデータサイズが大きいんです!
動画のデータサイズが大きいことは知っている人がいても、音声データが大きいことを知っている人はあんまりいないと思います!
でもね、音声データも本当はもっと情報量多いんですよ!
圧縮音源とかはね、どうやって圧縮しているのかというと、
人間には聞こえない周波数の音をカットしているんです!
それで、人間の耳に入ってくる音としての情報は残しつつ、データサイズを削っているわけですね。
ただまぁ、今は技術が進歩して、できるだけ音の情報は残しつつ、データサイズを小さくできてきていますが、
つまるところ何が言いたいかというと、
デジタルはしょせんアナログの妥協ってことです!
まぁこれには色々意見を言いたい人もいるでしょう。
デジタルのメリットはもちろんたくさんあります。
メリットのほうが大きいからこそ、ここまで普及しているわけだし。
ただね、やっぱりデジタルデータでは表せない、表すことのできないものってあると思うんです。
科学技術が進歩した未来は知りませんけど、
今、この現代において、
デジタルはアナログを再現することは不可能!!!
ということです!
難しいことは良いです。あなごもよく分かってないんで。
なんでライブに行くとあんなにテンションが上がるんでしょう。
感動するんでしょう。
動画で見るより、生で見るほうが良いのはなんでなんでしょう。
それはね、デジタルデータでは表現されない空気感、動画や音声には乗ってこないプラスアルファの情報がそこには溢れているからなんですよ!
すべての表現はアナログが勝るなんて思いませんよ。
でもね、デジタルにはデジタルの良さがあるように、
アナログにはアナログの良さがあるはずなんです。
少なくとも、情報量という点に関しては、デジタルはアナログを絶対に超えられない! 少なくとも今は。
脳みそを機械につないで感覚とか直接再現できるVR技術が出てきたらわかりませんけどね!
ソードアート・オンラインみたいな世界は憧れるよね!
でも、人間って不思議で
足りない情報量も、想像力で補えたりするんですよね。
わざと情報量を削って、
人の想像力を掻き立てる手法もあったり。
表現の可能性は無限大ですね。

みなさんも足りない情報を想像してみてください。
夏の日差しの暑さ、
身体にまとわりつく湿気、
鳴り響くセミの鳴き声……
元高校の情報の教員だった担当 長島弘志